冷房でシワが増加！？　夏場に実践したい「冷房対策」

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冷房でシワが増加！？　夏場に実践したい「冷房対策」

夏休みを楽しみに待つ一方で、連日の暑さで体がまいっているという人も多いかもしれません。

そんな暑い夏を、涼しく快適に過ごすのに欠かせないのが冷房です。
しかし、冷房の使い過ぎがシワを増やす原因を作ってしまうということをご存じですか？

夏なのに肌が乾燥？

夏、暑くて汗をかいているのに、気づくと肌がカサカサという経験はありませんか？
たとえ自覚症状がない場合でも、夏は肌の乾燥に注意すべき季節であると考えられます。
一体、何が肌を乾燥させているのでしょうか？

それは、冷房が深く関係しています。
暑い夏、家だけでなくオフィスやショッピングモールなどの外出先でも当たり前のように冷房が効いているという状態は珍しくありません。
その冷房が、室内の空気を乾燥させます。

もし肌が乾燥しているのに気がつき、保湿効果のあるローションを使用してもすぐにカサついてしまう、また浸透しにくいなど、効果が薄いと感じられるなら、肌の内側が乾燥している状態のインナードライになっている可能性があります。

冷房で肩こりが起こる人は要注意

長時間冷房が効いた部屋にいると頭痛がする、肩がこる、疲労感が出てくるという人は要注意。
家の中と外の寒暖差によって自律神経に狂いが生じ、体温をうまく維持できなくなっている可能性があります。

また、冷房などによる冷えは全身の血流を鈍らせて、血行を悪くします。
肌は毛細血管から栄養を得ているので、血行が悪くなることで肌に必要な水分や栄養がうまく行き届かずに乾燥した状態を招いてしまうのです。
さらに冷えを放置しておくと不眠症や食欲不振をも招きます。
そうなれば、必然的に肌に負担をかけることにも繋がってしまうのです。

どんな対策をとればいいの？

冷房が肌に悪いからといって、我慢をして熱中症になってしまっては元も子もありません。
無理のない範囲で冷房の温度をできるだけ高めに設定することが、有効な方法です。
冷房が効いた部屋と外の温度の温度差を、できれば5度前後にするようにしましょう。
扇風機を使用して、部屋の中で風を循環させると効率よく部屋の温度を下げることができます。

また、日中は暑いから動くのが億劫だと言って、運動不足になっていませんか？
運動をまったくしない生活は、血行を妨げる原因となります。
血流をアップし体を温めるためには、暑さが穏やかな朝や午前中にウォーキングをしたり、軽めのジョギングをしたりと体を動かすことが大切です。

運動の後には水分補給が必要ですが、お茶や水を飲むよりもスポーツ飲料のように塩分が含まれた飲料を飲むと熱中症の予防にもなります。
さらに汗をかいた後は冷たいものが欲しくなる方も多いですが、冷たいもののとりすぎは血管を冷やしてしまうため注意するようにしましょう。
時に、常温のもの、温かいものを摂るように意識して下さいね。

そして、ついついシャワーで済ませがちな夏場ですが、入浴で代謝を上げ、汗をかくことも大切です。
そして血行がよくなった肌は栄養分を取り込みやすい状態となるので、入浴後にコットンにお化粧水をたっぷりとひたひたになるまで含ませ、肌へ乗せ、上からラップをかぶせるローションパックもオススメです。

しっかりと水分をたたえた肌をサポートしてくれますよ。
また、せっかく与えた水分が逃げないように、オイルなどで保湿をして潤いのヴェールを作るのを忘れずに。

猛暑には冷房が欠かせません。
しかし冷房と上手に付き合わなければ肌に負担を与えるばかりか、シワなどの肌トラブルを引き起こす原因にもなってしまいます。
夏の乾燥に気をつけてしっかりと体をケアしてあげて下さいね。