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NICOLA organicsトップ>NICOLA COLUMN 3ヶ月で変わる素肌習慣 >大人になってから発症する【大人アトピーの特徴】
アトピー性皮膚炎は年齢を問わず、突然発症するアレルギーです。
子どもだけが発症するアレルギーだと誤認されていますが、大人になってから発症する人も決して少なくありません。
アトピーの原因と対策を知って、大人アトピー対策をしていきましょう。
アトピー性皮膚炎のもっとも大きな特徴は、強烈な痒みです。
全身に痒みを感じる場合と、顔や手足、背中など体の一部にのみ痒みが出る場合があります。
湿疹を伴うことが多く、特に顔や耳、関節に顕著な湿疹が出ます。
症状が起こるタイミングは不定期ですが、ストレスや食後、入浴後や睡眠時に出やすい傾向があります。
アトピーの原因は未だ解明されていません。
遺伝によるものという説もあれば、食事に含まれる食品添加物が原因という説もあります。
大人アトピーの場合、食事や環境、加齢による抵抗力・バリア機能の低下などが代表的な要因として挙げられます。
アトピーの特効薬はありません。
痒みを抑える薬や食事療法、代謝アップといった方法でアトピーが出にくい体に体質改善を行なっていくのが一般的な対処法となります。
これらの方法も個人差が大きく、一概にこの方法が良いとは言えません。
長年に渡って研究されているにも関わらず、治療法が確立されていない厄介な病気です。
大人アトピーを発症しやすい人は以下のような特徴を持っています。
1、脂肪分の多い食事を摂っている
動物性脂肪を多く摂りがちな食事や、サラダ油などに多く含まれるリノール酸、マーガリンなどに多いトランス脂肪酸が発症に関係しているという説があります。
調理用の油をアレルギー体質の改善にいいとされるαリノレン酸の豊富な亜麻仁油やエゴマ油に変えるなど、食生活の見直しも有効です。
2、衛生面に問題がある
ダニやハウスダストなど不衛生な環境で生活していると、発症の可能性が高まります。
3、ストレスを溜めこんでいる
長期間のストレスの蓄積により、肌免疫がダウン。
少しの刺激でも肌が敏感に反応しやすくなっています。
また、交感神経が優位な状態が続いていると、毛細血管が収縮し、血行不良からお肌に充分な栄養が行きわたっていないケースも多いです。
4、花粉症
花粉症の人は免疫力が低下していると考えられます。
アレルギーを起こしやすい体質になってしまっている可能性があります。
大人アトピー対策としては、痒みが出始める前の初期段階から抑えていく必要があります。
アトピーの初期症状は乾燥です。
乾燥を予防し、肌に刺激を与える恐れのある界面活性剤を配合していない保湿オイルを使って、乾燥を防ぐよう心がけましょう。
オイルは肌をやわらかくする作用にも優れているので、カサカサと固くなった皮膚をやわらかくしてくれます。
特に、大人アトピーは肌のバリア機能の低下によっても引き起こされます。
20代後半から女性は皮脂の分泌がガクンと落ち、外気の刺激から肌を守り、
水分の蒸発を防いでいる皮脂膜の形成が不十分になることが大きな引き金です。
乾燥はアトピーの大敵となります。
既にアトピーの症状が現れている人も、十分に保湿を意識しましょう。
また、ストレスケアも重要なポイントです。
睡眠をしっかりとるのはもちろんですが、高ぶった交感神経を鎮め、副交感神経を優位にし、
呼吸を深くリラックスへ導くアロマテラピーをスキンケアや日常に取り入れてみるのはとても有効です。
精油(アロマ)は自律神経や内分泌(ホルモン)機能と密接につながっている脳の大脳辺縁系という情動脳に直接働きかけ、
機能をサポートする自然療法です。
元気になったり、悲しみが軽減されたりと、植物は多くの恩恵を私達に与えてくれます。
他には、不衛生な環境や偏った食生活もアトピーの発症要因となります。
部屋の掃除を怠らず、ダニやハウスダストを駆除していきましょう。
食事は野菜をしっかりと摂ることが大切です。
特にコンビニや冷凍食品に偏った生活を送っている人は注意が必要となります。
食品添加物が、アトピーの原因のひとつだと考えられているためです。
日常における生活の仕方を見直し、また肌の乾燥に気をつけることがアトピー対策として重要になってきます。
ストレスや疲れが溜まっていると免疫力は下がってしまうので、特に気をつけるようにしてくださいね。