フランキンセンスの木から採れる乳白色（黄褐色）の樹脂を、水蒸気蒸留にて抽出する精油です。
肌に活力を与え、しわやシミを改善する「若返り」の精油として、スキンケアに用いられます。また、古代から珍重される神秘な香りは、ストレスなどで浅くなりがちな呼吸を深くして精神状態を高めることから、「心」「肌」「呼吸器」の精油とも呼ばれています。

フランキンセンスという名は中世フランス語で「真実の香り」という意味を持つ言葉に由来します。
キリストが誕生した際に、東方の３賢人が黄金・ミルラと共に捧げた贈り物として「新約聖書」にも登場します。
古代から神とコンタクトを取る香りとして、宗教儀式や瞑想時に用いられ、当時は黄金と並ぶ程貴重なものとして扱われていました。

※古代エジプトでもパックの原料として用いられていた歴史があります。

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